e-inkスマートウォッチのPebble。一度は世から消えたものの、Core 2 Duo、Core Time 2として復活しました。
この度(2025.6.27)、Core Device社から嬉しい情報が送られてきました。

Core Devices 商標登録再取得
Core Devices社が「Pebble」の商標を再取得しました。これにより、Core 2 DuoとCore Time 2の名称が変わります。
- Core 2 Duo → Pebble 2 Duo
- Core Time 2 → Pebble Time 2
Pebbleという名前が使えるということだけで嬉しい気持ちになります。
その他にもいくつかのアップデートやスケジュール変更があったようです。
ハードウェアプロジェクトではいつもそうですが、Pebble 2 Duo(あぁ、この名前をタイプできるのは気持ちいい)を大量生産までこぎ着けるのは、とにかくエキサイティングな旅です。ここ数週間は本当に濃密でした!
Eric Migicovsky “July Pebble Update”
Pebble 2 Duoの発送遅延
どうやらPebbleは更なる機能改善に向けて、若干の出荷の遅れが出ているようです。公式ではまだ量産体制には入っていないとアナウンスがありました。
最初の出荷が8月下旬、次が9月下旬を予定しているそうです。ただ、場合によっては出荷時期は前後するようですが、全力で仕事をしてくれているようです。
Pebbleが遅れている理由
防水性能の強化
Pebbleの量産体制が遅れている理由がわかりました。それはスピーカーの搭載により、防水性能の向上の余地があったからだそうです。
当初の目的であったIPX8(飛沫防止、水深1mの耐水性能)はクリアしたそうです。
ただ、5m、10m、15m、20mの防水性能の検証には時間がかかっているようです。原因は接着剤の硬化に5〜7日間かかってしまうからだそうです。
新しいモバイルアプリの開発
2025.7.25時点でクローズドベータ版でテストしています。2〜3週間でオープンベータ版が発表されるそうなので、とても楽しみです。
この新しいアプリは古いPebbleにも適用できるようで、新しいPebbleを持っていなくとも、機能の一部を使えるとのことです。
ただし、初代PebbleとSteelに対応するまでには時間がかかるそうです。
スピーカーの問題
量産直前にスピーカーから音を出すと「カチッ」という音がなる問題が発生したようです。
しかしハードの不具合ではなく、原因はPebble 2 Duoのソフトウェアによるもので、修正可能とのことです。現在スピーカーとマイクのハードウェアは良好に動作しているそうです。
Bluetoothの範囲
オープンエアの状態でBluetoothの範囲テストを行ったところ、Pixel 9 Proで約43mまで音楽の再生停止をすることができたようです。
屋内では建材の関係やノイズの環境で大きく異なる結果になります。
値段について
値段について変更はありません。2025.6.27時点では、アメリカに発送する分については1台あたり10ドルの関税がかかります。他の国については、香港から直送するため関税はかかりません。
また、各国の関税・消費税・手数料を全て込みで発送するため、受け取り時の追加請求はないとのことです。
注文確認
Core Devices社によると注文確認メールはまだ送っていないということでした。
注文確認メールは量産直前に行うようです。引っ越しをした方、未払いの関税等の支払いができるリンクが含まれているそうです。
また、ファームウェア開発キットや追加充電どんぐるなどのオプションも追加可能になるようです。
在庫状況
オプション次第では、黒の Core Pebble 2 Duo が若干余るかもしれません。白を予約していた人を優先に、黒へ変更できるようにするとアナウンスがありました(在庫次第のようです)。
もうすぐPebbleが届くとなるとワクワク感が上がりますね。
コメント