PebbleOSを使うためにRebbleに挑戦してみた

10秒チェック
  • Core Devicesの発売が待ちきれない
  • 旧モデルのPebbleを再活用できると知る
  • 代替アプリ【Rebble】を使うことで復活可能
  • 【Rebble】を導入すればiOSでもPebbleで通知、文字盤、アプリを使える
  • インストールにはSideloadする必要があるため、安全ではない

RebbleでiPhoneにPebbleアプリを使う

※当ブログではJailbreak(脱獄)や非正規アプリの使用を推奨しておりません。本記事の情報をもとに行った操作によるいかなる不具合・損害についても、当ブログおよび筆者(以下「P」)は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

PebbleOSがCore Devicesとして復活、2025年3月の発表!

2025年3月、ついにPebbleOSの復活が正式に発表されました。

それもなんと、新スマートウォッチ「Core Devices」シリーズとしてのリリースです。

即予約!でもCore Time 2の発送は2026年1月、待ちきれない!

Pebbleファンとして当然のようにCore Devicesを即購入しましたが、発送予定は2026年1月とのこと。正直、それまで待てそうにありません。

iPhone 7にRebbleをSideloadしてPebbleを再稼働

本来の信条に反する行動かもしれませんが、待ちきれずにiPhone 7に「Rebble」アプリをSideloadしてみることにしました。

非正規ルートとはいえ、Pebbleスマートウォッチを再びiPhoneで使えるようになるのは感動的です。自己責任にはなりますが、Rebbleの導入によって通知・ウォッチフェイスの管理などが復活します。

環境

本来の信条に反する行動かもしれませんが、待ちきれずにiPhone 7に「Rebble」アプリをSideloadしてみることにしました。

非正規ルートとはいえ、Pebbleスマートウォッチを再びiPhoneで使えるようになるのは感動的です。自己責任にはなりますが、Rebbleの導入によって通知・ウォッチフェイスの管理などが復活します。

環境

RebbleをsideloadしてPebbleアプリを入れる環境は次の通りです。

・PC: Mac mini 2023 M2
・OS: macOS 15.3.2
・端末: iPhone 7
・ケーブル: Lightning, USB type-C
・アプリ: sideloadly
・IPA: com.getpebble.pebbletime-iPhone13.ipa
・アカウント: iCloud IDとパス
・ネット: 必須

試していませんが、windows 11やAndroidでも同じような環境でできるはずです。

Rebbleを導入する手順

  1. iPhoneの完全バックアップを取る
  2. Rebble.ioに登録する
  3. Rebble HelpからPebble IPAをダウンロードする
  4. Sideloadlyをダウンロードする
  5. Sideloadlyをインストールする
  6. SideloadlyからPebble IPAをiPhoneにsideloadする

だいたいこのような流れでPebbleを導入できます。

Rebbleのインストールの仕方

1.前項のツール等をダウンロードしておきます。

  1. PCにiPhoneを繋ぎます(iPhone側とPC側で「信頼する」を選択しておきます)。
  2. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。
  3. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。

2. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。

Sideloadlyの画面、画像ではApple Siliconにカーソルが合ってますが、実際はiPhoneへ。
Sideloadlyの画面、画像ではApple Siliconにカーソルが合ってますが、実際はiPhoneへ。

便宜上PCにチェックが入っていますが、一番上のiPhone〜@USBを選んでください。

  1. Apple IDにIDを入力します。
  2. IPAのアイコンにダウンロードしたcom.getpebble.pebbletime-iPhone13.ipaをドラッグ&ドロップします。
  3. Startボタンを押すとsideloadが始まります。途中Apple IDのパスワードを聞いてくるので入力します。
  4. インストール完了です。お疲れ様でした。

Pebbleアプリが起動できない

インストールが済むと端末にPebbleアプリが表示されます。

しかし、そのままの状態ではアプリを開くことができません。少し手間がかかりますがiPhoneをデベロッパモードにする必要があります

次の操作を行なってください。

  1. 【設定】アプリを開く
  2. 項目の【一般】を選ぶ
  3. 【VPNとデバイスの管理】を選ぶ
  4. 一番下にある【デベロッパモード】を選択
  5. 再起動(自動的に再起動されます)
  6. もう一度【VPNとデバイスの管理】を選ぶ
  7. 【デベロッパアプリ】をタップしてPebbleを【有効】にする
  8. Rebbleのサイトに行き、MY ACCOUNTをクリックする
  9. Switch to Rebble”をクリックする
JOIN REBBLEにアクセスしてからMY ACCOUNTへ
JOIN REBBLEにアクセスしてからMY ACCOUNTへ

結構手間がかかりますが、これで起動できると思います。

Pebbleアプリが復活
Pebbleアプリが復活

Pebble復活

色々な手順がありましたが、これで無事iPhone上でPebbleアプリを動かせます。

10年経っても往年のPebbleの環境は整っています。

初期状態では文字盤やappの追加はできないことが多いです。その場合はPebble本体をリセットし、iPhoneを再起動、前述のSwitch to Rebbleをクリックすることで改善されます。Bluetoothの接続をし直すことを忘れずに。

文字盤を変えました。FCのFF3は2,3番目が狙われやすい。
文字盤を変えました。FCのFF3は2,3番目が狙われやすい。

日本語化

このままでは英数字しか表示されず、日本語は文字化けしてしまいます。

そこでaoshimak氏のあおしまの日記で公開されている日本語化パックを当てます。

aoshimak氏の日本語化パックはものすごい精度で作られています。元から日本語だったのではないかと思ってしまうくらいです。

この場で申し訳ありませんがaoshimak氏に最大の感謝を述べさせていただきます。本当にありがとうございます。

日本語化の手順

次の手順で日本語化することができます。

aoshimak氏のサイト、あおしまの日記でそれぞれのPebbleに対応したパックを端末側でダウンロードします。

私はPebble Timeでしたのでカラー版のakt10jpを選びました。

ダウンロードが完了したら、ブラウザの【共有】で日本語化パックをPebbleアプリに送ります。

aoshima氏の日本語化パックはiPhone上で行う
aoshima氏の日本語化パックはiPhone上で行う

これで日本語化は完了です。Pebbleアプリと本体を再起動すれば日本語化されていると思います。

iPhone 15 proではRebble化できない!?

sideloadが怖かったので、今までの作業は旧端末のiPhone 7で行っていました。いざ、本命のiPhone 15 proで試してみたところ、Pebble IPAの関係で弾かれてしまいます。

どうも現在Rebble Helpで公開されているPebble IPAはiPhone 14までしか対応していないようで

iPhone対応リスト
iPhone対応リスト

普通の時計として使う分にはiPhone 7と紐付けておけば良いのですが、通知がやってこないのはスマートウォッチとして致命的。

DiscordにPebble用のサーバがあるため、少し聞いてみたいと思います。


iPhone 15 ProにPebbleアプリを入れたい>

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